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仕事をするということ ⑮ 波

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 『波』という字で、何を思い浮かべますか? 私は、まず、海です。それも、浜辺で、波が寄せてきて、引いていく。私にとっては、一日中見ていても飽きることのない風景です。

 次に思い浮かべるのが、緑の画面に移された『波』です。電圧や電流の変化を捉え、表示する装置、オシロスコープに移された波です。見た目は違いますが、地震計で記録された線も、地震波という『波』を可視化したものです。

 この他にも、毎日の気温を一時間ごとに記録し、それをグラフ化したものを並べていくと、そこには、『波』が現れます。もちろん、月ごとの気温を記録しそれを毎年繰り返したものを並べると、そこにも、『波』が現れます。

 このように、私たちの周りには、いろいろな『波』があります。つまり、私たちは、『波』の中で生きているとも言えるのです。そして、よくよく見ると、私たちの生活そのものにも、たくさんの『波』があります。例えば、朝起きて、食事をして、家を出て、電車やバス、車に乗って、仕事場について、仕事をして、昼になり食事をして、また、仕事をして、電車やバス、車に乗って家に帰り、食事をして、風呂に入って、床に就く、という中で、体は、血圧が上がったり、脈が速くなったり、体温が上がったり下がったりします。そして、頭の中、つまり、脳ですが、これも、ぼんやりしていたものが、活発に働きだし、時には、緊張し、時には、ちょっと緩んで(多分、この緩んだ時には、ほんのちょっとですが、居眠りしているかもしれません。)、それでも、活発に活動し、夕食後の風呂に入った途端に、気持ちがゆるゆるになり、その後は、TV画面もいつの間にかぼやけて、気が付くとこたつで、うたた寝してた。という『波』です。

 これは、一日の中でしたが、一週間、一カ月、一年、更にもっと長い時間の中にも、『波』があります。そして、この波の中で、いろいろな人と触れ合い、いろいろな出来事が起こるわけです。もちろん、触れ合う人にも、それぞれ『波』がありますし、出来事にも、『波』があるようです。つまり、私たちは一人一人、それぞれ、自分の『波』と周りにいる人たちの『波』と、社会・世の中の『波』と、自然の『波』の中で、漂っていることになります。だから、時には、波に高く持ち上げられて、広々とした海原の遠くまで見通せることもあります。時には、波の谷間で落ち込み、周りの水の壁に押しつぶされそうになることもあります。

 そんな自分の姿を想像してみてください。恐ろしくなりますか、それとも、これは面白いぞ! と感じますか? みなさんは、どちらでしょうか?

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