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感覚過敏に対応した職場環境調整(合理的配慮)とは?

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1人ひとりの五感に配慮した職場創りを提案します

 「私は、周りの音がとても気になってしまい、物事に集中できなくなることがよくあるのです…」

利用者(既就労者)の方から、このような“感覚”に関する困り感に対して相談を受けることがあります。傾向としては、発達障がいの方に感覚過敏の傾向が多く見受けられます。感覚ですので、具体的には『五感=視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚』となります。本コラムでは、就労現場における感覚過敏に対応した職場環境調整(合理的配慮)の実例を紹介いたします。

■視覚過敏への対応法


・明る過ぎる環境が苦手 ➡ 薄い着色の眼鏡着用を認めてもらう。

・PC画面が明る過ぎて疲れやすい ➡ PC画面の輝度を調整する。

                  ➡ PCフィルターを使用し、眩しさを抑える。

・人の動きが気になって仕方がない ➡ 上司に動線から離れた所に自席移動のお願いをする。
                   または、自席の全面やサイドをパーテーションで囲うのを認めてもら
                   う。

■聴覚過敏への対応法


・賑やか(騒がしい)環境が苦手 ➡ 集中が必要な時には、耳栓やイヤーマフを装着する。

・聞き取りが苦手 ➡ メモをとる。それが難しいほどの情報量の際には、
           文書(痕跡型情報)として情報を提示してもらう。

■嗅覚過敏への対応法



・隣席に座っている同僚の香水が苦手 ➡ 上司に相談し、上司から該当者に声をかけてもらう。
                    マスクを着用する。換気扇を活用する。

・昼食時の匂いが苦手 ➡ 仕事スペースと昼食スペースを分けるよう職場全体でルール化する。
            (お客様への配慮としても)

■触覚、その他過敏への対応法



・肩をたたかれたり、握手をしたりなど、他人との接触が苦手 ➡ 事前に職場の人にお伝えし、自分の困り感
                               を理解してもらう。

・手や足を中心に装着物が苦手(手袋等) ➡ 過敏に反応しないような装着物に極力変更する。

・生理痛が激しい ➡ 上司に休暇取得や勤務時間の調整を相談する。



以上、ほんの一例ではありますが、ご紹介してまいりました。これら感覚過敏に対する困り感は切実な場合も少なくありません。著者が実際に相談を受けた例としては、「シャワーの水や服の内側に付いたタグがまるで針のように感じる」ということで、シャワーの水圧を下げたり、洋服のタグを切り外したりして対応している方がいらっしゃいました。
感覚過敏はその過敏さが他人には理解してもらいにくいがゆえにともすると、本人のワガママや甘えと捉えられてしまうこともあります。そうではなく、障がいとして認識してもらうとともに、合理的な判断のもと、必要な配慮を得られるように、ブライトとしても就労に際しては利用者様、企業様双方に必要なサポートをしてまいります。

 


 

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