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社長のひとりごと:「共に働いて」⑤ 「雇用先が考えていること」

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雇用のミスマッチを避けるために「職務適応チェックシート」を開発中


 

社員や職場スキルの成長と共に私の会社では障がいを持つ方の雇用が18名を超えた。全社で48名中18名なので、既に会社内において彼らの存在は特別なことではなくなっている。このことは、彼らを想定した会社運営になっていなければ会社の存在それ自体が成り立たないことを意味する。

 

さて、会社が求める人材とは何か。やはり面談時に出来るだけ多くのことを知りたい。その為にどのような準備が必要か考えた。面接日の前の段階で支援者の方にお会いできれば、本人の率直な要望や言いにくいことを事前に聞いておくことができる。
また、会社側においては、実際の業務内容や社風など知らせておきたいところだ。履歴書では語り尽くせないことを事前に解消できればいうことはないが、少なくとも面談時において、お互いのミスマッチ(こんなはずでは)を避けることができる。

 

私の会社では、出来ることより(得意)出来ないこと(苦手)を聞くようにしている。実際、職場に入ると、秀でた素晴らしい能力より(これはこれで良いが)本人の特性や、職務のボーダーラインがどこにあるのかが重要になる。そのことは合わせて、職種や職場配置などを決める際の貴重な情報にもなるからだ。
さらに言いたいのは、福祉枠(雇用率など)ありきの採用では、ある意味、彼らを棚に上げた状態では、既存の社員との溝は消えないし、社内のコミュニケーションどころではなくなるということだ。ひいては、お互いが求める関係になる前に、最悪タイムオーバーとなってしまう。

 

前述した事柄を解消するには、「職場実習」を行うと効果的だ。既に多くの企業が取り組んでいるが、それぞれの実習プログラム内容を検証し効果など評価シートを判定する確立している企業は少ないのではないか。現在、私どもが取り組みを始めている職務適応チェックシートはメンタルヘルスなどのデーターの蓄積を踏まえている。それぞれの特徴や傾向を捉えて最善の道を共に探していく研究の途中ではあるが、近いうちに企業へ提案できればと考えている。

 

昨今、「働き方改革」という言葉を耳にしない日はない。この実習を通じて、企業側が働く環境を整える時間にしてはどうか、彼らから学ばせていただく謙虚さを社内に根付かせたいところだ。強い口調ではあるが、とても重要なことであるがゆえとご理解いただきたい。及ばずながら当社は、このことで社員ともども日々成長させていただいている。

 

さて、現在、進めている新しい形の就労移行事業所として、就労側と雇用側の真に求めるものを追及しながら、コーディネイト役である私どものスキルが雇用と就労してからの良し悪しに大きく影響することは言うまでもない。

 

最後に、これからの時代は、いろいろな場面において多様性が求められることは確実だ。今まで潜在していた人財にスポットライトがあたる時代がすぐそこに訪れている。「明日が かがやく ところをつくる」私どもの使命を果たす時が、同じく来ていると考える。

 

PS

先日、日本理化学工業(株)大山泰弘会長様にお会いさせていただきました。4年前、大山会長様の著書を拝見して、今の自分があります。本当にありがとうございました。

 

人間の究極の幸せは。

愛されること

褒められること

役に立つこと

必要とされること

 

*これらは働くことで叶えることができる。「皆働社会」

 


◇これまでの社長のひとりごとのバックナンバーはこちら◇
社長のひとりごと:「共に働いて」① 出会い&気づき編
社長のひとりごと:「共に働いて」② 気づき「悪戦苦闘」
社長のひとりごと:「共に働いて」③ 就労移行支援事業を知る
社長のひとりごと:「共に働いて」④ 「働くよろこび」を学ぶ


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