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失敗する勇気 就労移行支援事業所のサービス管理者よりこれから就職する障害のある方へ伝えたい心構え

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目次

1.ミスや失敗は起こるもの

2.学校でのミスと社会に出てからのミス

3.就労移行支援で失敗を経験しておく

4.失敗したことを伝える勇気


 

1.ミスや失敗は起こるもの

“仕事”においてミスや失敗は許されないとはいえ、実際には起きることが多々あります。

その時に動揺して『どうしよう』と数分間慌てることもあります。

また、相談できる相手がいないと一晩考えてしまうことがあります。

働き始めてから10年以上経ちますが、私自身、そういったことがよく身に起きています。

ミスは起きてはいけませんが、起きるものなのです。



2.学校でのミスと社会に出てからのミス

学生生活では自分で選択することが限られているので、ミスや失敗が起きても些細なものであったり、両親や先生、時には友人がカバーしてくれることもあります。

日本の教育の仕組みは、失敗が起こりにくいものになっています。



しかし、一歩社会に出ると、ミスや失敗に対しては自分自身で責任を持って対処することが求められます。

そのため、就労移行支援の訓練を通してミスを経験することが必要だと私は考えています(自閉症の方にとってミスはミスであり、そこからの学習は難しいとの説もありますが、今回は置いておきます)。

社会に出るための訓練ですので、ビジネスマナーやパソコン操作と同様に、ミスを経験し対処することは必要な経験であると思うのです。

ミスをしてしまった後、それを誰にも相談できず結果的に隠すということは、会社の組織では許されません。

そのため、ミスが起きた時は上司や先輩等に報告し、どう対処したらよいのか相談します。



3.就労移行支援で失敗を経験しておく

就労移行支援の訓練に置き換えると、ミスが起きたら、ミスの内容を正確にスタッフに伝えることが必要です。

例えば、履歴書を作成し添削をその日にしてもらう約束をしていたが、作成した履歴書を自宅より持参するのを忘れてしまったことに、就労移行支援事業所についてから気づきました。

この場合は、対処方法の選択肢は大きく分けて3つあると思います。

①自宅に履歴書を取りに帰るか、②事業所で新たに履歴書を作成するか、③添削を他の日に変更してもらうか、です。



明日書類を郵送しなくてはいけないという条件がある場合は、さらに選択肢は減ります。

こういった場合は、気づいたときにすぐにスタッフに相談をします。

ここで重要なのは、どうして忘れたかという言い訳ではなく、忘れた事実をすぐに伝え、対処方法を一緒に考えることです。

もし自分で対処方法が思いつく場合は、「履歴書を添削していただく予定でしたが自宅に忘れてしまったので、今から取りに帰っても良いでしょうか?」などと、相談してもよいです。



4.失敗したことを伝える勇気

自分の失敗を報告するには勇気が必要ですが、自分一人で解決できないこともありますので、失敗を報告して対処の協力を得ることは、これから会社の組織で働くために必要な経験だと思います。

また、就労移行支援はあくまで働くためのトレーニングですので、トレーニング期間中に起きる失敗はご自身にとって学習できるプラスの機会です。

ミスや失敗の対処も、訓練により落ち着いてできるようになります。

就労移行支援事業所ブライトでは、コミュニケーションの練習やSST(ソーシャルスキルトレーニング)を通じて、失敗したときの報告や相談の方法を身に付けることができます。





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